カーボンニュートラル
2050年カーボンニュートラル実現にむけて、日本塩協会は、設立後速やかに“カーボンニュートラル分科会”を立ち上げ、製塩プロセスでのエネルギー効率の向上と再生可能エネルギーの導入を推し進めています。
既に一例として、石油コークス焚から木質バイオマス・天然ガス融合型のコジェネレーションシステムへと更新したり、ボイラーから発生する灰をアップサイクルで路盤材に生まれ変わらせたり、森林の整備と保全に取り組むなど、未来の地球のために活動をしています。
今後もカーボンニュートラルへの具体的な行動計画を立て、再生可能エネルギー・新エネルギーを使用した製塩工場を稼働させたり、持続可能な塩の生産を進めます。これにより、環境に優しい製品としてのブランド価値を高め国産塩を未来に引き継ぎます。
品質管理
日本塩協会が定める「食用塩の安全衛生ガイドライン」は、非常に厳しい安全衛生基準を明文化したものです。食品に対する安全性の保証、原材料のトレーサビリティが重要視される中、品質管理及び衛生管理に関しては、会員各社にてHACCPをはじめ、FSSCやISO等の取得に取り組んでいます。さらに、当協会では塩づくりの中で独自に守るべき基準を「食用塩の安全衛生ガイドライン」として定め、その基準のブラッシュアップとその基準を遵守することにより、安全性の担保を高めることに努力を重ねています。